時間をかけて作成したスライド。
実際スライドを印刷してみる、スライドに統一性がなくて困ってしまったというお悩みはありませんか?
前回の記事では、スライド作成の際のポイントとしてスライドの構成についてお伝えしました。
🔻参考
hisa-hr.hateblo.jp
この記事では、スライドがより見やすくなるためのルールについてお伝えします。
ルール2: 視覚的にシンプルで見やすいデザインを心がける
スライドは視覚的なツールです。
聞き手に見やすく、自分が伝えたいメッセージが効果的に伝わる工夫ができると
良いですよね。
フォントと画像・アイコンの2つの視点から説明します。
- フォントの色
プレゼンテーションでのメッセージをより効果的に伝えるためには、
フォントの色が持つ心理的な影響を活用することが重要です。
フォントの色は、視覚的に伝えたい内容の目的や意図を強調する強力なツールとなります。
色は3色以内に抑え、視覚的な統一感を持たせましょう。
例えば、
青色は冷静さや信頼感を伝える効果があると言われています。
赤色は緊急性や情熱を強調し、重要なポイントや注意を引きたいときに効果的です。
緑色は調和や安心感を与え、環境や健康に関する話題で使用されることが多いです。
このように、フォントの色を目的や意図に合わせて選ぶことで、
スライドのメッセージを視覚的に補強し、聴衆に対してより強い印象を与えることができます。
効果的な色の選択で、あなたのメッセージがより伝わりやすく、記憶に残りやすくなりますよ。
- 画像とアイコン:
画像やアイコンは視覚的にメッセージをサポートします。
伝えたいメッセージに関連する写真などをスライドに用いることでよりメッセージが伝わりやすくなる効果があります。
ルール3: グラフや図表を「ここぞ」というときに使う
グラフや図表は情報を視覚的に強調するために非常に有効です。
しかし、あくまでスライドを作る上で重要なのは文字のメッセージです。
多用せず、「ここぞ」というとき、
例えば、競合比較や重要な調査結果を示す場面など、聞き手に強い印象を残したい場合に使うと効果的です。
Appleの製品発表会やTED Talksでの使い方がその良い例です。
必要なときにだけ使うことで、聴衆の注意を効果的に引き付けることができます。
ルール4: 視覚的なストーリーテリングを活用する
プレゼンのゴールは共感してもらい、プレゼンの目的(提案、交渉、結果報告)に対して
聞き手から肯定的な反応をもらうことです。
事実やデータのみを発表しても、共感は得にくいものです。
プレゼンで重要なのは事実やデータの裏側にある「ストーリー」です。
スライドもそのストーリーの一部です。
グラフやチャートを使ってデータを視覚的に伝え、
データの背景にあるストーリーのポイントをメッセージとして記載されているスライドを作ることで
プレゼンの時にストーリーも合わせて聴衆に伝えることができます。
自分の感情がこもったプレゼンは聴衆の感情も動かします。
まとめ
シンプルで見やすいスライドデザインが効果的なプレゼンテーションを作ります。
フォントの色、画像、グラフ、ストーリーでメッセージを強調し、聴衆に印象を与えましょう。